お香教室「聞香(白檀)」を行いました。
日本の三道とよばれる「香道」とは、お香の技や芸を通して徳性や品性を養い精神を錬磨し、人格を高める精神修養であり、悟りの境地に至る道をたどる稽古の世界です。
茶道, 華道同様に東山山荘において、同時期に二人の始祖によって礎が築かれたといわれています。
=香十徳=
一、感格鬼神 (感覚が研ぎ澄まされる)
二、清浄心神 (心身を清く浄化する)
三、能除汚穢 (汚れ、穢れを除く)
四、能覚睡眠 (よく寝る事ができる)
五、静中成友 (孤独感を拭う)
六、塵裏偸閑 (忙しい時も和ませる)
七、多而不厭 (多くあっても邪魔にならない)
八、寡而為足 (少なくても十分香りを放つ)
九、久蔵不朽 (長い間保存しても朽ちない)
十、常用無障 (常用しても無害)